伊東豊雄 自然の力

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621088494
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C3052

出版社内容情報

建築家・伊東豊雄のプリンストン大学での講義録を紹介しながら、様々な論者が伊東の活動を考察し、彼の本質に深く切り込んでいる。

Jessie Turnbull[ジェシーターンブル]
原著

川上 純子[カワカミジュンコ]
翻訳

目次

伊東豊雄の「たゆまぬ探求」
イントロダクション
生成する秩序
都市との関係性のためのフレームワーク
“俗”なる世界に投影される“聖”
伊東豊雄の上部構造と下部構造
「みんなの家」を描こう

著者等紹介

ターンブル,ジェシー[ターンブル,ジェシー] [Turnbull,Jessie]
ニューヨークで活動する建築家。ケンブリッジ大学で建築を学んだ後、大和日英基金研究生として東京で2年間をすごし、日本語を学びつつアトリエ・ワンに勤務。プリンストン大学建築スクール大学院修了。大学院時代は3年間にわたり雑誌Pidginの編集に携わった

川上純子[カワカミジュンコ]
翻訳者。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、シカゴ大学人文科学大学院修士課程修了。出版社勤務を経てフリーランスの翻訳者・編集者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MO

1
創作者の考えている事を自筆で読むのは本当に面白い。「聖」と「俗」の言葉がキーワードとして出て来る。それらに込められた氏の思いに精神的な深いものを見た気がする。書かれた内容は短いが説明できない程の考察を与えてくれ、詩のような余韻を受けた。この感想は少し陳腐だろうか?とは言え、氏の建築物の様に上手く言葉にできない感覚が生じる。建築や製造物は今後もっと体と空間や環境との関わりになって来るのだろうと思えた。それを詩としか表現できない自分は貧相だと思う。欲を言えばもっと写真がほしかった。2020/09/08

TOMYTOMY

1
内と外 聖と俗2020/09/06

masshi

0
現代建築を代表する建築家伊東豊雄のデビューから2010年代までの作品をプリンストン大学建築スクール学長スタン・アレンと伊東本人の論考によってまとめた1冊。「たゆまぬ探求」「生成する秩序」といったキーワードを基に、伊東が自然と建築との関係性をいかにして築き、グリッドで押し固められた現代の建築を脱却していくかといった道筋が様々な角度から描かれており、どんどん引き込まれていく内容だった。2021/03/30

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