内容説明
本書は、ガンをはじめリウマチ、肺疾患などの難病を告知された五人の方々が、その病気とどのように向き合い、どのように戦ってきたのかを追ったドキュメンタリーです。
目次
築地春夫さん―「自分から情報を探し求めて信頼できる医師とつながりを持つ」(「ガンになって当然」の毎日を振り返って;突然の大腸ガン宣告 ほか)
鈴木清さん―「“能天気な性格”と家族のサポートで“余命一〇か月から生還”」(骨にまで転移したガンからの復活;三度目の検査で判明した前立腺ガン ほか)
吉田千鶴子さん―「自分の体について詳しく教えてもらえる、それが患者が一番安心できることなんです」(四〇年にもおよぶ肝臓疾患との戦い;子宮外妊娠で大出血、が運命の分かれ道 ほか)
中川美津子さん―「打ち込むべき仕事があったことが、病気の辛さを忘れさせてくれた」(乳ガン、そしてリウマチとの終わりなき戦い;地元の病院で原因不明と言われたしこりが… ほか)
徳田實男さん―「周囲に感謝して生きれば、必ず誰かが助けてくれるものです」(ネパールでのエコトイレ普及に取り組む山男;山への憧れ、そして戦後最大の遭難事故 ほか)
著者等紹介
高橋久未子[タカハシクミコ]
1971年生まれ。早稲田大学法学部卒業。5年間の出版社勤務を経て独立。現在はフリーの編集者兼ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌・書籍・ウェブサイトで、企画編集や取材執筆を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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