内容説明
2009年のハーバード大学の学部生数のうち、日本人は5人(中国人36人、韓国人42人)で、しかも同じ年に入学したのは、たった1人だった―この数字は何を意味するのか。日本の国際競争力のさらなる低下?それとも…。本書は、そもそも「海外進学」の情報がきわめて入手しにくく、選択肢のひとつになりえていないことを指摘。海外の12大学に通う学生の声をヒアリングすることで、リアルな海外進学の姿を浮かび上がらせる試みの書である。
目次
総論編 「大学選び」を考えよう(「国境なき大学選び」をすべき3つの理由;海外進学の前に考えるべき4つのこと;大学を選ぶということ;今こそ日本の大学も変わるとき)
インタビュー編 私たちが選んだ海外大学12
資料編(おすすめ本・URLリスト;用語解説)
著者等紹介
山本敬洋[ヤマモトタカヒロ]
1984年、東京生まれ。私立武蔵高校、東京大学教養学部総合社会科学科卒業(国際関係論専攻)。米国タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士課程修了(アジア太平洋地域、国際情報コミュニケーション専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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デコボコ
4
参考にはなる。が、内容はネットで手に入る量・質をおおきく上回るものではないと思います。あと2010年の本なのでやや古い。2014/02/11
ゆの
2
(確か)去年の夏頃買った本。やる気を出したいとき読む本で、もう何回も読んだ。とにかく夢が膨らむ(^O^)笑 その中で、メリットもデメリットも見えてくるから、日本人としての自分が日本の大学の意義も、自分の夢を追う上で、海外進学する意義も見えてくる。自分がやりたいことと、やる方法が少しずつ明確になってくる。だから、今自分がやってることは間違ってないことの裏付けにもなってくれる。いや、日本の大学行きますけど(笑) あと数カ月、何回読むかな(笑) がんばろ。。2011/10/30
yori
1
★★★☆☆ 留学生のインタビューが豊富で、大学の雰囲気も伝わってくる。2011/05/18
Shigeru Mukai
0
海外進学を希望するのは誰でもできるが、行動に移すのは本当にすごい。いいことばかりではないのだろうが、得たものが多いことを経験者が語っています。うまくいかなかった人もたくさんいると思うので、そういう人の意見も聞いてみたい。2012/05/13
こがめ
0
留学したくなった。といっても、何が勉強したいかがないと、ただの海外旅行になっちゃうな。中学生、高校生にぜひ読んでほしい一冊。2010/10/09