出版社内容情報
◎自治体職員、地方議員向けに、専門知識がなくても、財政状況が良いのか悪いのか、どのくらいお金が使えるのか、がわかるようになるためのわかりやすい解説書。
◎従来の財政分析指標に加え、新たな制度による指標や人口推移統計、資産台帳など公表されている資料によって得られる情報を加えた新たな分析方法で財政の健全度を診断し、将来の見通しや総合計画の実施計画(財政計画)に活かす方法を解説。
◎主なポイント。
*財政マネジメントと、総合計画、政策マネジメント、組織・人事管理
*決算カード、財政状況資料集の読み方
*財務書類4表、行政評価表の読み方
*決算カード、財政状況資料集を用いた類似団体分析事例
*財務書類4表、行政評価表による分析事例
目次
第1章 自治体財政分析をはじめるために(自治体財政の仕組みを知ろう;お金はどこから入ってくるのかをおさえておこう(歳入構造)
お金は何に使われるか(歳出構造)
判断資料の集め方)
第2章 基本となる資料からわかること(決算カードの読み方;財政状況資料集の読み方;公会計の財務書類の読み方)
第3章 財政状況を分析する(知りたいこと、見るべきもの;類似団体比較カードによる財政分析;財務分析指標からわかる財政危機状況;行政水準を分析する)
第4章 自治体財政に影響を与える要因と将来の財政計画(人口の減少・少子高齢化、施設・インフラの老朽化;国の財政政策と自治体財政;将来の見通しと財政計画)
著者等紹介
稲沢克祐[イナザワカツヒロ]
1959年群馬県生まれ。1984年東北大学大学院教育学研究科博士課程中退。群馬県財政課、自治体国際化協会ロンドン事務所等を経て、2006年より、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授。博士(経済学)。日本地方財政学会、日本地方自治学会、日本公共政策学会、国際公会計学会等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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