出版社内容情報
個人の尊厳を軸に人権の歴史と理論をやさしく解説。福祉現場での具体的な事例を通して必要な知識を提供する。初版(2009年)以降の立法・法改正、判例や「ソーシャルワーカーの倫理綱領」改定等に対応。
目次
1 人権の意義と歴史を考えよう(個人の尊厳と基本的人権;基本的人権の歴史;新しい人権)
2 福祉現場と人権問題のかかわり(利用者・職員の人権保障と人権調整;平等権の保障;財産権の保障 ほか)
3 福祉現場における人権保障の課題(社会福祉援助技術と人権;リスクマネジメントと人権;社会福祉事例演習と人権尊重の視点)
著者等紹介
山本克司[ヤマモトカツシ]
愛媛県松山市生まれ。私立愛光高等学校卒業。明治大学法学部・早稲田大学大学院法学研究科博士前期課程・帝京大学大学院法学研究科博士後期課程を通して法学の視点から「人権・権利擁護」を研究。早稲田大学社会科学部・佛教大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程を通して社会福祉の視点から「人権・権利擁護」を研究。法学と社会福祉学の学際領域である高齢者の権利擁護が専門分野。博士(社会福祉学)、社会福祉士。現在、安田女子大学現代ビジネス学部教授・愛媛大学医学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。