内容説明
本書は早稲田大学文学部の講義「西洋古典文学」の教科書として書かれた。この授業では1998年以来8年間にわたり、さまざまなテーマを扱ってきた。叙事詩、悲劇、恋愛論、ギリシャ神話、英雄伝説、伝記文学、イソップ寓話、後世への影響などである。
目次
1 基礎知識編(ギリシャ・ローマ文学の基礎知識;神話と英雄伝説;叙事詩;ギリシャ悲劇;「恋愛詩」の伝統;「祝婚歌」について)
2 主要作品編(『オデュッセイア』と『イリアス』;ギリシャ悲劇の作品分析;ホメロス以後の叙事詩)
3 小事典編(古典文学作家名事典;古典文学用語事典)
4 参考資料編(古典文学関連地図;年表;参考文献)
著者等紹介
宮城徳也[ミヤギトクヤ]
1958年岩手県生まれ。1982年早稲田大学文学部(哲学専修)卒業。1986年早稲田大学大学院文学研究科修士課程(英文学専攻)、1992年京都大学大学院文学研究科博士後期課程(言語学専攻・西洋古典語学・西洋古典文学)修了。京都大学博士(文学)。甲子園大学経営情報学部講師を経て、早稲田大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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