内容説明
田中一光デザイン室に十年間在籍して以来の四半世紀あまり…間近で見た師への、私的な思い出を語りおろす、元スタッフの独白。
目次
原弘賞受賞作「モダン・タイポグラフィの流れ」の制作過程
原先生の思い出と、文字を書くということ
「紙」を創る
「場」を創る
山中湖、山荘の思い出
心に残る先生のことば
「われらデザインの時代」を聞く
「その日」までと、それから
「松本市美術館」のグラフィックデザイン
新国立劇場「その河をこえて、五月」
新国立劇場「櫻の園」
「素顔のイサム・ノグチ」のブックデザイン
著者等紹介
木下勝弘[キノシタカツヒロ]
1954年東京生まれ。76年田中一光デザイン室入社。86年デザイン倶楽部設立。98年四日市大学環境情報学部教授。ポスター、広告、CI、サイン計画、ブックデザインなど幅広く活動。主な受賞に東京ADC賞・原弘賞、東京TDC会員銀賞、NYADC銀賞・銅賞、JAGDA新人賞など多数。永久コレクションにアメリカ国立デザインミュージアム、シカゴ図書美術館、チューリッヒ造形美術館など多数
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