内容説明
子どもに、暴力から自分を守るための方法を!自尊、人権についての教育をよりどころに、いじめ、性的虐待、誘拐など、子どもへの暴力を、子どもが自分で防ぐ具体的な方法を伝える。アメリカで開発されたCAP(子どもへの暴力防止)教育プログラムを、子どもに直接語る紙上ワークショップ。
目次
あなたは、世界に一人しかいない
自分の気持ちを、たいせつにしよう
すべての人は、元気に生きる「権利」をもっている
子どもには、たいせつな三つの「権利」がある(「安心」の権利;「自信」の権利;「自由」の権利)
三つの権利が、とられそうになったら…
いざというとき、自分を守るには―「『いやだ』という」「にげる」「相談する」
あなたの心の力
あなただったらどうする?
著者等紹介
森田ゆり[モリタユリ]
1976年よりメキシコ、アメリカに在住し、平和運動、アメリカ先住民の運動に長くかかわる。1982年からアメリカで、子どもの虐待、性暴力、家庭内暴力防止にかかわる専門家の養成にあたる。1990年からは、カリフォルニア大学で少数民族、女性、障害者への差別問題、セクシュアルハラスメント防止など、人権問題のセミナーを7年間指導する。また1985年以来、日本にCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを紹介。『聖なる魂』(朝日文庫)で朝日ジャーナル・ノンフィクション大賞を受賞
平野恵理子[ヒラノエリコ]
1961年、静岡県生まれ。武蔵野美術大学卒業。文章を含むイラストルポや、雑誌の映画評などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。