内容説明
母なる川は人びとに多くの恵みを与えてきた。しかし、ひとたび怒ると流域に大きな被害を及ぼした。鬼怒川・大谷川を軸に、川と人が織りなす歴史のドラマを探る。第9回随想舎歴文研出版奨励賞。
目次
第1章 五十里洪水(天和の大地震と五十里湖の出現;湖水の水抜工事 ほか)
第2章 治水と用水(諸河川と水害;川除普請の展開 ほか)
第3章 筏流しと舟運(売木人仲間と筏流し;河岸と舟運 ほか)
第4章 川のめぐみ(川漁;温泉の湧出 ほか)
著者等紹介
竹末広美[タケスエヒロミ]
1953年、栃木県に生まれる。学習院大学法学部卒業。栃木県内の高校で社会科教諭として40年以上勤務する。『藤原町史』・『いまいち市史』・『鹿沼市史』の各編さん委員を務める。栃木県歴史文化研究会会員。第1回ふるさととちぎ歴史文化研究奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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