内容説明
虫の研究って、探偵の仕事に似ている!?虫の生活は秘密でいっぱい。虫網と虫メガネを持って生まれてきた男が、好奇心をむきだしに秘密の解明に挑む。栃木版「ファーブル昆虫記」。
目次
エノキの木の下で
ケヤキの虫探し
ハモグリムシ(葉潜り虫)のこと
エゴノキにつく虫
いろいろなオトシブミ
アリジゴクを追って
ミノ虫のこと
イラガ類の幼虫
ドクガ類の幼虫
カノコガを飼育〔ほか〕
著者等紹介
園部力雄[ソノベリキオ]
1947年栃木県二宮町で生まれる。1948年栃木県小山市に移転し、高校時代までそこで過ごす。1966年東北大学理学部生物学科に入学し、仙台市に移る。1970年東北大学大学院理学研究科に入学。1977年栃木県の高校教諭となる。県央、県南の5つの高校に勤務。2008年定年退職となる。大学時代は、シカの糞を食べるコガネムシ類や、クロヤマアリ類を主に研究対象とする。高校に勤務してから、さらに直翅類などに幅を広げる。また高校に勤務していた間、栃木県立博物館にも3年間(1996~1998)、特別勤務を命ぜられ、研究員として昆虫の展示や調査に携わる。現在はコナジラミ類や植物の調査に力を入れている。現在、とちぎ昆虫愛好会幹事、栃木県植物研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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