折々のうた―春夏秋冬‐冬

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折々のうた―春夏秋冬‐冬

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  • サイズ A6判/ページ数 154p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784887471313
  • NDC分類 911.04
  • Cコード C0092

出版社内容情報

?詩歌は言葉のふるさとです
 日本語グルメ大岡信の案内で
 四季の旅に出ませんか   ― 谷川俊太郎

あの「折々のうた」(大岡信・著)が帰ってきた――
童話屋のポケット版詩集全4巻になって新発売!

●「折々のうた」は――
大岡信が1979年1月25日から2007年3月31日にかけて
『朝日新聞』朝刊1面に連載したコラムです。

詩歌の国・日本の千年の歴史を物語る、現代の万葉集、足かけ29年の著作、
実に6,762編の中から、春・夏・秋・冬それぞれ68編を選びぬき、全4巻にまとめました。

●企画者「折々のうたを読み伝える会」の一同は、
 みな大岡さんの「折々のうた」ファンであり、読者であり、友人です。

企画編集 折々のうたを読み伝える会
   谷川俊太郎(詩人)
   山田馨(元岩波書店編集者)
   中村謙(元朝日新聞記者)
   田中和雄(童話屋編集者)
装幀 安野光雅

●解説執筆も、名だたる「折々のうた」ファンが担当します。
春編…まえがき・谷川俊太郎 解説・中村謙
夏編…解説・工藤直子
秋編…解説・長谷川櫂
冬編…解説・俵万智

<童話屋・創業40周年記念出版>

大岡信[オオオカマコト]
1931(昭和6)年、三島市生まれ。詩人。歌人大岡博の長男。父と窪田空穂の影響で、沼津中学時代に作歌・詩作を行う。一高文科から東大国文科卒業。在学中に「現代文学」、卒業後「櫂」に参加し、「シュルレアリスム研究会」「鰐」を結成。読売新聞外報部勤務を経て、明治大学・東京芸術大学の教授をつとめた。詩と批評を中心とした多様な精神活動を行い、また連歌から発展させた連詩を外国人とも試みている。日本芸術院会員。
詩集―「記憶と現在」「春 少女に」「ぬばたまの夜、天の掃除器せまつてくる」「旅みやげ にしひがし」「丘のうなじ」など。
著書―「折々のうた」「新折々のうた」など多数。

目次

小春日や―村上鬼城
ほれぼれと―桜井吏登
斧入れて―与謝蕪村
枯枝―尾崎放哉
遠山に―高浜虚子
山河はや―飯田龍太
何といふ足れる姿ぞ―九条武子
田子の浦ゆ―山部赤人
ひとりごつ如くに降りて―高安国世
いくたびも―正岡子規〔ほか〕

著者等紹介

大岡信[オオオカマコト]
1931年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

51
冬には冬の詩歌を読む(詠む、ではないところが残念(^^;)。『ふるさとは/遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの/室生犀星』あとがきで俵万智さんも書いてるように「これは遠方にあって故郷を想う詩ではない」だなんて思わなかった。解説してもらえるっていい。この詩集を読んで気になったはの堀口大學の訳詩集『月下の一群』。ぜひ読んでみたい。2021/01/10

クラムボン

12
冬の巻のあとがきは俵万智。そして彼女の歌も入っている。「万智ちゃんがほしいと言われ/心だけ/ついていきたい/花いちもんめ」"サラダ記念日"所収の一首。今詠んでもキラキラ輝いている。折々のうたに初めて掲載された時、衝撃と嬉しさの余り駅の売店で新聞を何部も買った思い出を語ってます。意外な一面が垣間見れました。68編の中で特に印象深かった歌が、「中原よ。地球は冬で寒くて暗い。(一行空けて)ぢや。さやうなら。」30歳で亡くなった中原中也への追悼詩。盟友草野心平がサラリと歌うが、きっと思いは積もっているんだろうな。2021/01/22

松島

10
世の中に人の来るこそうれしけれとはいふものの お前ではなし 内田百閒こんなエッジの効いた百閒も大好きだなと。2017/01/05

belle

7
「真砂なす数なき星の其中に吾に向ひて光る星あり」正岡子規。まさに真砂なす中から大岡信が選びぬいた詩歌の数々。それらをさらに抜粋して春夏秋冬別に編集した一冊の『ふゆ』編。小ぶりな体裁で詩歌を味わうのに調度よい。「こしかたゆくすゑ雪あかりする」種田山頭火。平成三十年も残り十日と一日。そして二度三度とページをめくり、この冬を過ごす。2018/12/19

かつみす

5
このシリーズは「あき」に続いて2冊目。いつも食卓のサプリを入れてる籠に置いておき、食後に少しずつ読み進めた。詩歌は流し読みするのがもったいなくて。それでも終わりごろは頁をめくる手が止まらなかった。この選集の魅力はセレクションの多彩さだけでなく、大岡さんの解説にもあると思う。出しゃばらず黒子に徹されているように見えるけれど、自分なりの詩歌観を披露したり、取り上げた詩との出会いの思い出を語ったりなど、じっくりつきあえば書き手の人となりが浮かび上がってくる。「はる」を読むのにぴったりの季節になるのが待ち遠しい。2016/12/18

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