出版社内容情報
イギリス歴史学会の重鎮ヒバートが、先史時代から現代まで、数千年におよぶイギリス国民の歴史を平易に物語る。全ページ、フルカラーの図版とともに、善人も悪人も、賢者も愚者も、生き生きとよみがえる。リンボウ先生推薦――同じ君主制でも日本とは大違い。面白く読んで知るべきことを知る。一筋縄ではいかないイギリス。
内容説明
同じ君主制でも、日本とイギリスでは歴史的にこれほどの大違い。面白く読んで知るべきことを知る。
目次
第1部 胎動期のイギリス―新石器時代(紀元前5000~2500年)からアングロ・サクソン人の敗北(1066年)まで
第2部 国家の形成期―ノルマン征服(1066年)から農民一揆(1381年)まで
第3部 権力闘争―農民一揆鎮圧(1381年)から王政恢復(1660年)まで
第4部 帝国の盛衰―王政恢復(1600年)から現代まで
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2023/04/05
Splash
1
EU離脱で注目されているイギリス。どうしてここまで振れたのか、疑問だった。本書を読むと、王権への抵抗の激しさ、自由や人権を尊ぶ精神が、イギリスに脈々と生きていることを感じる。実は、歴史が示しているように、時代の最先端の決断をしているのかもしれない。心配しすぎなくても良いかなと過信してしまうくらい、正しい選択をしてきた国民かもしれない。2016/07/31
もずく
0
歴史書っぽいけど「物語」なので全部に真に受けるときけん。アン・ブーリンが近親相姦していたとか、明確な証拠のない話も本当にあったみたいに書いてるし。2010/07/09