ＭＦブックス 無職転生―異世界行ったら本気だす〈１９〉

理不尽な孫の手【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 324p／高さ 19cm
• 商品コード 9784040651675
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

ザノバが帰郷!?　ヒトガミの次の一手が打たれる!!シーローン王国から、ザノバのもとに帰郷を求める旨の手紙が届けられた。
王国でクーデターが起こり、低下してしまった兵力を補うために国防力が必要ということらしい。
手紙の内容がヒトガミの罠だと悟ったルーデウス。
ザノバをみすみす帰国させるわけにもいかないと考えた彼は、ロキシーとともにザノバに同行する。
だが、シーローン王国で彼らを待ち受けていたのは、七大列強の第五位である死神ランドルフ・マリーアンだった。
誰が敵か味方か分からぬ状況で、ルーデウスはヒトガミの企みを潰すことができるのか!?
人生やり直し型転生ファンタジー第十九弾、ここに開幕!!

理不尽な孫の手［リフジンナマゴノテ］
著・文・その他

シロタカ［シロタカ］
イラスト

内容説明

シーローン王国からザノバのもとに帰郷を求める旨の手紙が届けられた。王国でクーデターが起こり、低下してしまった兵力を補うために、国防力が必要ということである。「ザノバは、俺を助けてくれました。日記でも、最後まで俺を助けてくれました」手紙の内容がヒトガミの罠だと悟ったルーデウス。ザノバをみすみす帰国させるわけにもいかないと考えた彼は、ロキシーとともにザノバに同行することに。だが、シーローン王国で彼らを待ち受けていたのは、七大列強の第五位である死神ランドルフ・マリーアン。誰が敵か味方か分からぬ状況で、無事にヒトガミの企みを潰すことはできるのか！！人生やり直し型転生ファンタジー第十九弾、ここに開幕！！

著者等紹介

理不尽な孫の手［リフジンナマゴノテ］
「小説家になろう」の掲載作品に感化され、『無職転生―異世界を行ったら本気だす』のｗｅｂ連載を開始（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

ザノバ、成長したんだなぁ感慨無量。良く云えば趣味人、正味キモオタだった彼が他者を想い、自身の役割を鑑みて死地に赴く。それはルーデウスや家族の留意さえ振り切る程の決意。師匠たるルーデウスもまた、彼に同行し戦場に立つ。そうか、意図して“殺す”ために魔法を使うのはほぼ初めてなのか。こういう所をしっかり描いてくれるのが、このシリーズの真摯さ。暗躍しているかと思われたバックス王の孤独な人生はルーデウスと紙一重、王に寄り添う死神さんの忠誠心の源を語るエピローグも切なかった。

2023/02/15

[こも 旧柏バカ一代]

人形狂いの王子ザノバの御家騒動。弟がクーデターで王権を掌握して、ザノバを本国に呼び戻す。そして北の国境を守れと命令する。それを電光石火で撃退したら、、王都でまた3歳の末弟がクーデターを起こす。その結果、弟は死亡してザノバは王族である事を棄てる。その間にエリスは男児を出産する。家族と仲間がドンドン増えて行く。

2020/07/21

[ナオフミ]

結局人の痛みや苦しみは本人か同じ境遇にあった人にしか分からず、それぞれの人が客観的に物事を捉えられず無意識のうちに傷つけてしまうのだなと思いました。努力を認めてもらえる人や場所に恵まれているのはとても運がいいことで、誰しもが過酷な運命になり得ており、またこのような人や場所を自ら掴み取ろうという行動も大切なのだなと思いました。

2024/08/19

[たつや]

弟を救えなかったことを嘆くザノバ パックスを死なせオルステッドの意向に添えなかったルーデウス やるせない巻だったな。。 「無職転生19～異世界行ったら本気だす～」からのフレーズです。 「人は変わり、そして間違えるものです」 「努力というものは、自分のためにするものだ。」 ブログ：https://sunnext.exblog.jp/30856400/

2024/03/24

[じお]

★★★★★　シーローン王国からザノバに帰還要請が下される、それはクーデターにより王位についたパックスからのものだった、彼に良い印象を持ってないルーデウス達はザノバを引き留めようとするが頑なに国へ戻ろうとする彼を引き止めきれず、止むなく共についていくことに、果たしてこれはヒトガミの罠なのか、ザノバいい男過ぎる人生やり直しファンダジー第１９巻。面白かったです、無職転生って前のときもそうでしたが、以前読んでから大分期間が空いたもののスッと物語に入り込めるのは文章や、構成の上手さが光ってるなとしみじみ。→

2025/02/22