内容説明
新しい福祉の思想を追い求め、21世紀に向けた社会保障の再構築のなかで、介護をめぐる社会福祉実践の本質的側面を、当事者の自立と人間復権に求めた、福祉改革を凝視する時代精神溢るる著作である。
目次
1 地域社会での自立生活をめざして(障害者の自立と地域福祉;障害者に対する住民の態度;ノーマライゼーション思想の展開;総合リハビリテーションの理念とシステム;点描・自立への志向)
2 在宅福祉サービスの今日的課題(高齢化社会における自治体の課題―在宅ケアサービスを中心に;点描・在宅介護と社会的ニーズ)
3 児童福祉50年の動きと子どもたちのこれから
4 海外にみる福祉サービスのあり方(オーストラリアにおける高齢者の社会的ケアと住居の選択;点描・文化の違いと福祉)