ハンス・ヨナス「回想記」

個数:

ハンス・ヨナス「回想記」

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 13時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 509p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887139985
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3010

内容説明

現代の極点を生き抜いた一思想家の全体像。『責任という原理』はじめ、その目覚ましい著作活動により現代の思想状況に基底的影響をもたらしたヨナスはまた、一ユダヤ人として激動の20世紀の極点を生き抜いた生活者であった。欧州・イスラエル・北米にまたがり学生、兵士、研究者と変転した波乱の生涯を、ハイデガー、アーレント等、多くの師友との間のエピソードを交え、つぶさに語り明かした本書は、ヨナスの全体像を知る上必読の書であると共に、現代史の一面を刻印する興味溢れるドキュメントとも言えよう。

目次

1 体験と出会い(戦争時代のメンヘングラートバッハでの青少年時代;栄光の夢―シオニズムへの道;哲学とシオニズムのあいだ―フライブルク‐ベルリン‐ヴォルフェンヴュッテル;マールブルク―ハイデガーとグノーシスの呪縛圏のなかで ほか)
2 哲学と歴史(ハイデガーとの訣別;生命の価値と尊厳―有機体の哲学と責任の倫理学;「これらすべては言い淀むことである」―アウシュヴィッツと神の無力;ローレ・ヨナスへの教説の手紙(1944~1945))
付録(クリスチャン・ヴィーゼによる後書き「だが世界は、私にとって敵地ではまったくなかった」)

著者等紹介

盛永審一郎[モリナガシンイチロウ]
1948年千葉県生まれ。1975年東北大学大学院文学研究科博士課程中退。富山大学大学院医学薬学研究部・哲学教授

木下喬[キノシタタカシ]
1947年仙台市生まれ。1975年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。富山大学人文学部教授(哲学専攻)

馬渕浩二[マブチコウジ]
1967年岩手県生まれ。1998年東北大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。中央学院大学商学部准教授(倫理学・社会哲学)

山本達[ヤマモトタツ]
1941年福井県生まれ。1970年東北大学大学院文学研究科博士課程中退。福井大学名誉教授、福井医療短期大学教授(倫理学、生命倫理)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

4
ヨナスの生涯について知るといよりも、その思想の形成過程について知ることが出来る点が興味深い(特に11章以降)。また、「責任という原理」以降の思索についても、断片的だが知ることが出来る。丁寧な訳注、人名索引、地名索引、地図、文献一覧と痒いところに手の届くような本作りには脱帽。2021/09/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1000170
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。