内容説明
不確実な未来を透視し、いかにして世界の持続可能性につながる技術・政策の戦略的選択を行うか?社会意思決定を支援するツールとして、シナリオ、プランニング手法を駆使し、今日の最重要問題群五つにつき、それぞれ異なる「複数の未来」を提示。気鋭の研究者・実務家を結集した共同研究の成果。
目次
第1部 エネルギー・環境技術導入への新たな切り口(ステークホルダー分析―エネルギー・環境技術導入の問題構造化;シナリオ・プランニング―不確実性への対応)
第2部 日本社会の未来とエネルギー・環境技術―シナリオ分析の応用(高齢化;都市と交通;食と農;日本企業のアジア展開)
第3部 選択するエネルギー・環境政策に向けて(日本のエネルギー・環境技術政策の課題;公共政策プロセスの再構築)
著者等紹介
城山英明[シロヤマヒデアキ]
1965年生まれ、東京大学大学院教授。専攻、行政学、科学技術と公共政策、国際行政論
鈴木達治郎[スズキタツジロウ]
1951年生まれ、(財)電力中央研究所研究参事、東京大学大学院客員教授(兼務)。専攻、原子力政策、科学技術政策
角和昌浩[カクワマサヒロ]
1953年生まれ。昭和シェル(株)チーフエコノミスト、名古屋大学エコトピア科学研究所客員教授。専攻、石油・エネルギー産業、シナリオ・プランニング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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