内容説明
常に時代の思想的・文化的危機に際して省みられてきたルソーの思想哲学が、政治・経済社会、そして教育まで新たな再編を迫られた現代日本の現実にどれほど力になりうるか―その思想を原点から見つめ直す格好の入門書。
目次
第1章 人間性の回復をめざして
第2章 祖国に生きる
第3章 ルイ一四世の親政
第4章 ルソーの思想形成
第5章 宗教思想
第6章 教育思想―子供の発見
第7章 自由の原理
第8章 祖国愛の形成
第9章 国家の特質
第10章 人民の声は神の声
第11章 立法者―国家の建設者
著者等紹介
根本俊雄[ネモトトシオ]
1947年東京都出身。1970年明治大学商学部卒。1976年明治大学大学院政治経済学研究科(政治学専攻)博士課程単位修得。現在、大東文化大学法学部非常勤講師(都市政治論)、専修大学法学部非常勤講師(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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