内容説明
スクール・ベースト・カリキュラム(学校発カリキュラム)は、この30年ほど、欧米、アジアで進展した。しかし、なぜか、日本では遅れた。学校発カリキュラムは、大規模校、小規模校、都市部の学校、自然に恵まれた学校など、さまざまな学校のニーズを満たすことができる。本書は、学校特性とカリキュラムを結びつけた実践例であり、エッセンシャル・クエスションのもとでの授業づくりに礎石を築く。
目次
序章 概念をつきつめる
第1章 「本質的な問い」をもつこと
第2章 大単元「瀬戸川」で作る「問い」
第3章 確かな学力を育てる探究学習
第4章 「大発見カード」で実践するカリキュラム
第5章 中学理科の「考える問い」
第6章 単元自己評価表を活用する―社会科と理科の授業
第7章 個に応じた学習テーマの設定とその展開
第8章 高校公民科における「考える問い」
第9章 高校地歴科の課題学習―レポート学習と評価
第10章 学びがいのある課題をつくる―農業高校における課題学習
著者等紹介
小田勝己[オダカツミ]
1952年生まれ。城西国際大学非常勤講師。国立教育政策研究所研究協力者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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