内容説明
「慰安婦」、「靖国」、「南京虐殺」が中国や韓国だけでなく、米国でも問われつづけている。なぜだろう?答えは、「戦後責任」にあります。
目次
第1部 東京裁判、戦争責任、戦後責任―その思想的意義(植民地国家日本と戦争責任;「文明の裁き」対「勝者の裁き」を超えて;国家、戦争そして人間―戦争責任論としての不服従の思想;東京裁判、戦争責任、戦後責任;日本の戦争責任と戦後責任;戦後、国民、メディア)
第2部 戦後責任にかかわる具体的問題―教科書検定、サハリン残留朝鮮人、戦後補償、「慰安婦」、靖国の問題(苦い自己教育の梃子―教科書検定と過去を教える姿勢;サハリン残留朝鮮人;戦後補償と国家の品格;「慰安婦」問題;靖国問題―総理、まずアジアで慰霊を)
著者等紹介
大沼保昭[オオヌマヤスアキ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授(国際法専攻)。1970年東京大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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