内容説明
「人間科学」はなぜ生まれたのか?また「人文科学」「社会科学」等とそれとの関係および相違とは?―人間科学という名称の誕生と大学におけるその制度化の歴史を詳細に辿り、人間科学の特質を明らかにするとともに、自然科学また従来の社会科学と対峙する、今日におけるその在るべき使命、位相への展望を開く。
目次
第1部 社会科学と人間科学の関係(社会科学と人間科学の境界をめぐる議論;人類学 人間学 人間科学)
第2部 社会科学方法論の展開とその隘路(社会科学における客観性と価値判断;社会学におけるシステム理論の位置づけ:「科学」と「技術」の区別をめぐる論争)
第3部 社会科学と人間科学の制度(経済学の制度化;人間科学の制度論)
残された課題
著者等紹介
長谷川幸一[ハセガワコウイチ]
1959年宮城県生まれ。1987年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。常磐大学人間科学部現代社会学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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