内容説明
中学生に、「書く活動」を通じて道徳的価値の定着をはかる著者長年の実践書。
目次
第1章 書く活動を中心にした道徳授業の構想(発問と応答で構成する授業からの脱皮;書く活動を中心にした授業の内容 ほか)
第2章 書く活動を中心にした道徳授業の展開方法(感想文の書かせ方;課題文の書かせ方 ほか)
第3章 感想文による道徳授業の展開(『りんごがたべたいねずみくん』―共に生きる楽しさ;『アメリカから帰って来た優』―人間関係のきしみを克服する ほか)
第4章 課題文による道徳授業の展開(『登山靴』―よりよい社会の実現;『木のいのち木のこころ』―生き方の探究 ほか)
第5章 芥川龍之介『蜘蛛の糸』の授業(自己中心性の克服を展望した展開;自己中心性を日常の事例をもとに理解する展開 ほか)
著者等紹介
品川利枝[シナガワトシエ]
昭和13年東京都に生まれる。昭和35年福岡学芸大学中学課程数学科卒業。北九州市の中学校教諭、福岡教育大学附属小倉中学校教諭、北九州市立教育センター指導主事、主幹を経て、北九州市立高見中学校、広徳中学校、霧丘中学校の校長、九州国際大学付属中・高等学校開設準備室室長代行(平成11年)、九州国際大学付属中・高等学校副校長(平成12年)を歴任。平成12年福岡教育大学大学院教育学研究科修了。現在、福岡教育大学非常勤講師(道徳教育の研究)、日本道徳教育方法学会評議員。表彰・受賞は中学校教育功労者(平成9年文部大臣)、第9回上広道徳教育賞優秀賞(財団法人上広倫理財団)
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