内容説明
本書は三章から成っていて、第一章はペスタロッチの生立ちと終焉に至るまでの彼の社会的、政治的、教育的な活動や著作を簡潔ではあるが詳細にナトルプが論じ、第二章はペスタロッチの教育思想の原理を教育学として体系化し、第三章ではペスタロッチの教育思想を具体的な教授の方法原理にまで明解にナトルプが論及している。内容的にはナトルプの「ペスタロッチ論」の総括の書である。
目次
第1章 ペスタロッチの生涯の歩みとその理念の発展史(青少年期;ノイホーフにおける救貧施設;『夕暮』 ほか)
第2章 ペスタロッチ教育学の諸原理(ペスタロッチ教育学の体系の課題;ペスタロッチ教育学の根本原理とその契機;自発性の原理 ほか)
第3章 ペスタロッチ教育学の実際(教育法の分類;技術のABC)
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