目次
前近代イスラム社会における経済基盤―なぜいまワクフなのか
第1部 ワクフの法理をめぐる法学者の見解―理論篇(ワクフをめぐる所有権の問題;賃貸借契約をめぐる慣行とその変容)
第2部 ワクフの設立、経営、廃業―実態篇(エジプトにおけるワクフの設立と経営;マムルーク朝における医師の財産と寄進;イスティブダールをめぐる学説と現実の相克;ワクフと債権債務関係)
著者等紹介
久保亮輔[クボリョウスケ]
1990年福岡県北九州市生まれ。2022年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。一橋大学大学院経済学研究科特任講師を経て、一橋大学大学院経済学研究科フェロー、法政大学大原社会問題研究所兼任研究員、早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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