感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
MUNEKAZ
12
古代ギリシャの通史。ローマと一緒くたになっていたり、ヘレニズム時代を含めたりする通史が多い中で、純粋に「古代ギリシャ」という括りだけのものは、意外と貴重では。最新の研究に依拠しながらも、踏み込みすぎないというか、抑制したスタンスで通史を描いているのが好印象。「王政→貴族政→民主政」という単純な発展図式が当てはまらず、民主政の登場には所謂「暗黒時代」を切り抜けた際の様々な要因が絡んでいるというのが興味深かった。2025/11/22
袖崎いたる
3
古代ギリシアの歴史を最新の研究成果も踏まえて書いてくだすっておりありがたい。ポリスのなかでのリーダー不在な感じとか、神殿の使い方とか、貴族制が最初の頃はそんなに尖っていなかったこととか、いろいろ読める。サッフォーは女子校開いてたんやな。ソクラテス裁判のくだりではソクラテス界隈じゃなくて彼を死刑にした側にフォーカスした記述をしていたりと、なかなか想像力を刺激してくれるよい視点。哲学好きが哲学者どもの活躍をうかがおうとするとさほど期待に応えてくれていない。知らん名前や出来事がたーくさんある。2025/12/14
Witch丁稚
2
新しい!通史!そして読みたかった情報!仮にトロイア戦争が実在したとすれば、ミケーネ時代の末の前一二世紀ごろp19 オデュッセイアの方が一世代ほど後の作品ではと推測されているのでホメロスは特定の個人というより優れた詩人たちの総体を指す抽象的な名前なのかもp30 ミケーネ時代にはアテネにも王がいて(エレクテウス)アクロポリスの上の宮殿に住み採水するための長い階段が跡として残っているが、ミケーネ時代以降は使用された形跡がない。p47 ネストルの杯「これはネストルのもの。呑めば美味し。この杯で呑むならば、誰であれ2025/09/20
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