内容説明
今、世界で最も読まれている中世教皇庁史の邦訳完成!古代ローマのキリスト教信徒共同体から16世紀のルネサンス教皇の時代まで「近現代の教皇史に関心がある読者にとっても本書は絶好の入門書」
目次
1章 コンスタンティヌス大帝期までのローマのキリスト教信徒共同体
2章 テオドリック大王没時(五二六年)までの教皇とローマ
3章 ビザンツ支配下の教皇権(七七四年まで)
4章 カロリング朝支配下の教皇権(七七四~九〇四年)
5章 ローマ貴族の影響下の教皇権(九〇四~一〇四六年)
6章 いわゆる「叙任権闘争」期の教皇権(一〇四六~一一二三年)
7章 教皇の権威の構築(一一二四~一一九八年)
8章 権力の絶頂期の教皇権(一一九八~一三〇三年)
9章 アヴィニョン教皇庁時代(一三〇三~一三七八年)
10章 シスマと改革(一三七八~一四四七年)
11章 再興とルネサンス(一四四七~一五三四年)
著者等紹介
甚野尚志[ジンノタカシ]
1958年、福島県に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒、同大学大学院人文科学研究科修士課程(西洋史学)修了。学位:博士(文学)。早稲田種学文学学術院教授
成川岳大[ナリカワタカヒロ]
1979年、東京都に生まれる。東京大学文学部歴史文化学科西洋史学専攻卒業、同大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻(西洋史学)、博士課程単位取得退学。立教大学ほか兼任講師
小林亜沙美[コバヤシアサミ]
1978年、佐賀県に生まれる。埼玉大学教養学部教養学科卒業、マールブルク大学歴史学部中世史学科修士課程および博士課程修了(Dr.phil.)。レーゲンスブルク大学歴史学部中世史学科教員(Akademische R¨atin)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鏡裕之
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