人間科学叢書<br> フランツ・ヨーゼフとハプスブルク帝国

個数:
  • ポイントキャンペーン

人間科学叢書
フランツ・ヨーゼフとハプスブルク帝国

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 14時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887082816
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C3322

出版社内容情報

「内容紹介」 ハプスブルク帝国を崩壊に導いた皇帝の役割と責任は?時代への対応を誤った多民族帝国の運命と、在位68年の皇帝の政治的障害を厳密に検証。古くて新しい問題「歴史における個人の役割」真っ向から挑戦する

(本書「監訳者あとがき」より)
ベラー氏は挑戦的な学者である。学問的な意味で挑発的と言ってもよい。その姿勢は最初の著書『ウィーンとユダヤ人』にすでに鮮明にあらわれているが、本書でもまた同じである。著者がここでどのような問題を提起しているかは、著者自身が日本の読者あてに書いてくれた「日本語版への序文」、そして第一章で明快に述べられているので、ここで繰り返す必要はないと思う。ただ、まだ本文を読んでいない読者が誤解しないように念のため記せば、ハプスブルク帝国の運命に関して皇帝フランツ・ヨーゼフが果たした役割とその責任を問う本書は、普通の意味の伝記ではない。フランツ・ヨーゼフの役割は、彼がその中にあって行為した政治と社会のコンテクストにおいてのみ把握されるものであり、従って、著者自身が書いているように、「フランツ・ヨーゼフの権力のプロフィールは、......」(以下略)

目次

第1章 歴史の中のフランツ・ヨーゼフ
第2章 伝統
第3章 絶対主義―1830‐59年
第4章 自由主義―1859‐79年
第5章 「やりくり」の政治―1879‐97年
第6章 晩年―1897‐1914年
第7章 死と変容

著者等紹介

坂井栄八郎[サカイエイハチロウ]
1935年千葉県に生まれる。1954年東京大学文学部西洋史学科卒業。同大学大学院およびマールブルク大学に学ぶ。ドイツ近代史専攻。東京大学教養学部教授を経て、現在、聖心女子大学文学部教授

川瀬美保[カワセミホ]
1966年三重県に生まれる。1988年聖心女子大学文学部卒業、同大学院修士課程修了。現在、帝京大学附属放射線学校非常勤講師。専攻はオーストリア近代史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茅野

2
メモを取りながら時間をかけて。フランツ・ヨーゼフ帝時代のハプスブルク帝国と、皇帝の功罪についてよく纏まっていて、勉強になった。2022/10/14

maqiso

2
世襲皇帝として数十年にわたって王朝的な統治を行ったが、内部からは自由主義や民族主義が台頭し、近隣では近代国家が成長したために、帝国を崩壊させる戦争を招くことになった。多民族国家であるがゆえに皇帝以外に権力が集まりにくく、二重帝国のいびつなシステムが安定してしまったというのが面白い。フランツ・ヨーゼフの人格を原因にしがちなのが気になる。2019/12/07

Homma Takumi

0
英語か出来たら英語で読みたかった2015/07/25

sekaisi

0
実読時間8時間 ヨーゼフ爺さんが始めた戦争。20世紀最悪の「老害」。2015/06/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/747197
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。