出版社内容情報
古くは「みちのおく」,明治には「東北」(東夷北狄)と呼ばれ,中央の原料供給地であった東北の,その中でも僻地であった岩手。しかし在地の農会を中心とする成果もあり,勧業政策には見るべき点もあった
目次
第1章 岩手県の勧業場経営の意義と限界―明治前期勧業政策の基本
第2章 勧業場の「民営化」と保護政策の後退―明治中期岩手県の勧業政策
第3章 地場産業育成策の模索と農事改良運動―岩手県勧業諮問会の成立とその課題
第4章 明治農法の模索―明治中期岩手農事講習所
第5章 農会による明治農法の導入と受容―明治後期における岩手県農会の成立
第6章 県行政と農会による明治農法の定着―大正期岩手県農会の活動
第7章 明治後期の岩手県農村の分析―「小山村農事調査書」の分析を中心に
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