出版社内容情報
いまアジアで最もホットな南支那海。中国2000年来の交流と蘭・仏・日・米,フィリピン・ベトナム・台湾など,二つの大戦・戦後の石油と漁業と国の威信をかけて。25年の歳月をかけた史料を背景に
目次
第1部 南海諸島の問題性(南海諸島の位相;歴史的空間と政治的真空;交流空間と生活 ほか)
第2部 戦前の国際紛争史(明代以前における南海諸島の記述;明代以降における南海諸島の記述;清代前期における南海諸島の記述 ほか)
第3部 第二次世界大戦後の国際紛大史(サンフランシスコ平和条約以後における南海諸島の動向;海底資源探査と南シナ海沿岸国の鉱区設定;南海諸島をめぐる各国の関与と対立 ほか)
第4部 南海諸島をめぐる国際紛争の次元・争点・解決展望(南海諸島をめぐる国際対立の表面化;第二次世界大戦後の世界における南海諸島をめぐる対立;1980年以降における南海諸島対立と解決の方向性 ほか)