出版社内容情報
土木学会出版文化賞受賞(平成7年度)深いヨーロッパ史の学識と前後8回に及ぶ調査を背景に,水と人間,自然と環境を論じた河川文化論。本書は構想雄大で各国の国境を超えたライン文化論であり,地域総合研究であると同時に,国際河川管理論の体系である
内容説明
ヨーロッパを貫流する大河ラインに憑かれた歴史家が,8回に及ぶ現地踏査を経て語る水と人間、自然と環境、歴史と現在。1320キロの治水と利水、ライン諸都市のインフラ、各国の利害を背景にした国際的地域総合開発。
目次
ヨーロッパとライン河
野性ラインの制御
環境保全と自然浄化