目次
第1章 切るか、つなぐか?―建築の原型に関わる悩み(どこまで遡って、建築を考えるか?;「切る/つなぐ」建築の原型にまつわる悩み;うまくつなげない(インターフェイスに関わる悩み;内壁に関わる悩み;ドアに関わる悩み))
第2章 インターフェイスはルーズであるべきか?―連歌のように都市をつなぐために(計画することの困難さ;ルーズなインターフェイスをつくる)
第3章 計画か、アルゴリズムか?―都市や建築をつくる悩み(計画からアルゴリズムへ;インダストリー4.0―ICTがモノづくりを大きく変えようとしている?;建築のABCDEis;ルーズなインターフェース―都市に軌道修正を加える具体的な方策として)
著者等紹介
山梨知彦[ヤマナシトモヒコ]
1960年神奈川県生まれ。1984年東京藝術大学建築科卒業。1986年東京大学大学院修了。日建設計に入社。現在、常務執行役員、チーフデザインオフィサー。主な受賞にRIBA Award for International Excellence「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」、Mipim Asia「木材会館」、日本建築大賞「ホキ美術館」、日本建築学会作品賞「NBF大崎ビル」、「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」、BCS賞「飯田橋ファーストビル」、「ホキ美術館」、「木材会館」、「NBF大崎ビル」、「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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iwtn_
2
書店でタイトルが目についたので購入。自分の興味とかなり重なっている部分が多く、スラスラ読めた。いわゆるインターフェースの話で、著者は建築というハードウェアの分野の人だが、ICTについて強く注目している様子がわかる。それこそ流行りの言葉を切って繋いだように読めなくもないが、建築物の設計で、アルゴリズムを応用したり、シミュレーションを使ってみたりと、実践している点は良さそう。とはいえ、建築物は長く残るので実際の使用者に評価を聞いてみたいところではあるが。IoTもまだまだというのは同意。協創できそうな分野。2024/05/06
たいぞん
0
ABCDEis2020/12/24