内容説明
今までの照明を「リ=ライト」してもっと上質な居心地の良さをつくってみませんか?豊かなくつろぎを手に入れるための明かりの使い方と考え方がいっぱい。
目次
今の日本の明かりを考える
外国のエッセンスに学ぶ
ホテルの明かりに学ぶ
照明は家具である
シェイド・ランプを買う
「自分らしさ」のある暮らし
著者等紹介
坂川栄治[サカガワエイジ]
1952年北海道生まれ。デザイナー、装丁家、文章家、写真家。書籍の装丁を手がける一方、広告、映画、空間デザインなどの幅広いアート・ディレクションを行う。93年に講談社出版文化賞ブックデサイン賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RingWondeRing
2
確かに人生のほとんどの時間を、僕は蛍光灯の光の下で暮らしてる。ホテルの机のなんとも言えない心地よさ。あれは複数の灯りがもたらしてくれていたものなんだな。新築のマンションを買って照明計画中なのだが、「最初しかできない」とか思わずに灯りを置いてみようと思った。2015/03/17
ishicoro
1
スウェーデンの家庭をいくつか訪問して照明に興味を持ったのですが、なかなか思った通り作れないなと思ってこの本を発見。改めて天井照明って要らないよなと思ってとりあえず自宅の天井照明を取っ払ってありもので間接照明にしてみました。シェードランプはまだ持ってないですが少し興味を持ちましたな。2016/03/26
ひゅうがあおい
1
照明買ってみる!2014/12/29
ゆ
1
住宅のインテリア照明の入門書。 蛍光灯一辺倒の照明を見直そう、という働きかけに重点が置かれているのか具体的な技術論は期待したほどなかった。気に入ったシェードランプを買って色んな位置においてみよう、おしゃれな海外のインテリア本を読んでセンスを磨こう、という主張はわかりやすいが、もう少し次に進める技術論があるとありがたい。海外のインテリア本で学ぼう、というのも寂しい気がする。2014/12/10
マサトク
0
「光の家具」としての照明、おもにペンダントライトやスタンドライト、シェイド・ランプの使い方、「暗さ」を志向する哲学について語った本。日本人は「のっぺりした蛍光灯のシーリングライト」で部屋一面を煌々と照らしすぎだ、という主張は首肯できる。「横からの光」「下からの光」を意識してコントロールするというのは面白い。照明で部屋の空気感をコントロールしていく、というのに気を使って組み立てていきたいな、と思ったということです。 2017/12/29