内容説明
「悪循環にも似たこの近代という構造がつくりだした枠組みがいつクラッシュするのだろうか。システム崩壊はいつ起こるのだろうか。それをあらためて、建築史というカメラ・オブスキュラのなかで考えてみたい。」―革命遊戯の胴元・磯崎新のこの問いかけに応えて、4人の若手勝負師たち(田中純・中谷礼仁・松原弘典・貝島桃代)は建築とその歴史をめぐり、各人各様の賭けを仕掛けた。本書はそんな4つの異なる賭け=遊戯の記録である。展覧会という形をとったこのゲームのドキュメントもまたここに収録。
目次
第1章 建築史と他者
第2章 世界・建築・地図
第3章 究極の建築
第4章 メイド・イン・トーキョー
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