内容説明
古都バクダードを出発、古代バビロンの廃墟、かの地でペスト発症。その後、瀕死の憂き目にあった主従は元気を回復し、シリアの古都ダマスカスへと向かう。そこで宝石商と共に宝石泥棒を追跡、一行は地中海沿岸のベイルートから船でイスタンブールへ向かう。盗賊団追跡でこの「魔都」と呼ばれる大都会の暗黒面が冒険活劇のなか描かれ、犯罪小説的色合いさえ帯びてくる。
著者等紹介
戸叶勝也[トカノカツヤ]
1938年東京に生まれる。1961年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局(この間ドイツ海外放送勤務)、日本大学経済学部教授を経て、同大学元教授。専攻はドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 生活に生きる仏教