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内容説明
暗殺された文部大臣森有礼の孫にして、ソルボンヌ大学にてパスカルの研究者で、道元や日本文学、法華経を教える。フランス滞在26年、パリにて客死した、この特異な哲学者、思想家の魂の遍歴を「日記」を通し浮き彫りにする。
目次
はじめに
私の森有正研究の構想
留学ということ
内面への旅
日本人であるということ
東洋の古典について
道元について
パスカル研究について
デカルト研究について
ドストエーフスキーについて
現象学について
内からの促し
孤独の深みにおいて
個の確立
死を恐れる心
変貌ということ
死を待つ心
信仰について
カルヴァンの『キリスト教網要』
アブラハムについて
持続するということ
ユングについて
経験について
定義について
『日本語教科書』について
信仰を抱いて
パリに死す
著者等紹介
佐古純一郎[サコジュンイチロウ]
1919年徳島県生まれ。二松学舎専門学校を経て、日本大学法学部宗教学科卒業。二松学舎大学名誉教授。日本キリスト教団中渋谷教会名誉牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。