内容説明
不当な処遇に我慢するな。上司の器に無理して自分を合わせるな。嫌なら辞表を叩きつけろ。卑屈な会社人生など愚の骨頂。転職・起業など、のびのび才能が生かせる自立への道を歩もうではないか。家族や地域社会に役立つ仕事は、何よりも気概がわく。元物産マンの人気作家が伝授するノウハウ満載。
目次
第1章 辞表提出―ある商社マンの人生
第2章 「職業多段階時代」を生きる男たち
第3章 会社を辞めるための準備運動
第4章 家族との平和条約
第5章 会社を辞めることを怖れるな
第6章 起業家から学ぶ
著者等紹介
高任和夫[タカトウカズオ]
1946年、宮城県生まれ。東北大学法学部卒業。三井物産入社。’83年『商社審査部25時』を発表。以降、作家とサラリーマンの二足のわらじを履き続ける。’96年、50歳を機に、国内審査管理室長を最後に三井物産を依願退職、作家活動に専念する
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感想・レビュー
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Takaya
1
再読。やはりこのころ会社を辞めようと思った直観は正しかったのだ。そして直観の正しさは後悔によってしか証明されないというのもよくある話。2010/09/10
くらーく
0
まあ、できる人やれる人は、退職すれば。 大手商社で高給を取っていれば、経済的には大丈夫なのだろうし。 そうじゃない人は、しがみついて生きるのも一つの人生だし。 生き方の参考にはなるけど、あくまで参考ね。2016/12/03
久恒啓一
0
東北大法学部を出て、三井物産に入社。作家とサラリーマンの二足のわらじを履き、50歳で27年勤めた企業を退職し作家活動に専念というキャリアだ。39歳で最初の本、42歳で2冊目の本、、、。私のキャリアにも似ているので親近感をもっている。この本の最後に同じく作家の江波戸哲夫さんの解説が載っている。この人も会社を辞めて作家になった人だが、「辞めてよし、辞めなくてよし」と言っている。同じようなキャリアをたどった人のエッセイは共感に満ちている。「会社は、意欲ある人にとっては、孵卵器の役割を果たす時代になった。」 2014/11/04
満月-ya
0
★★☆☆☆(処分済)2002/02/18
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- 和書
- 日本の民俗学 中公文庫