内容説明
建設現場には思わぬところに危険が潜んでいます。本書は元レスキュー隊員であった著者が目にしてきた労災事故のリアルな状況とその時にどのようなことをすればよかったかを事例をあげて説明したものです。作業員にケガをさせないために職長はどのような職場を目指すべきかの指標となります。KY活動や朝礼等の講話などで本書をお役立てください。
目次
第1章 事故事例(感電死亡事故を防ごう;「ビリッ」ときてびっくり転倒;防水処理が感電防ぐ;油漏れは、こんな大変なことに…;携行缶をこんなとこに…;農機具で指切断事故;刈払い機で目にケガ;あれ、車がない;整理整頓がダメだと…;丸ノコで指を切り落とした;目が危ない!目の奥にある脳も…;朝喧嘩して仕事に出たら…;作業エリア設定ミス;足場に資機材を置くな;ヤカンが燃えた現場事務所)
第2章 見習いたい事例(チョットした心遣いがケガ、事故防ぐ;こんな現場は事故が無い;これは素晴らしい!)
第3章 危険を退ける安全知識(万一火災に遭っても命だけは守ろう;命を守る玉掛用具;玉掛ベルトは掛けておこう;研削砥石は大変危険;滑って転んで、後頭部強打;骨折の応急手当(副子固定法)
事故のレスキュー)
著者等紹介
藤田英男[フジタヒデオ]
新潟県糸魚川市消防本部、消防吏員。救急隊、救助隊、危険物安全管理&火災予防担当、勤続42年、消防室室長、満60歳定年退職。同市の建設会社で専任安全管理者6年間勤務。その後RST糸魚川開所し、職長教育・特別教育を行っている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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