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出版社内容情報
◇大正9年創建の明治神宮の森がつくられる過程で生まれた日本の造園学に上原敬二は深くかかわった。その造園学がやがて東京農大造園科学科に至る。同学科が創立90周年を迎えたのを機に改訂増補版が刊行された。(2009.05.18刊)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
66
まだ院生の頃から明治神宮の森作りに携わった。造成して間もなく鎮守の森となる……のではなく、50年後、100年後、150年後にどのような相を呈するかを見通しての作業。やがては人が関わらずとも生き続ける森たらんとする。林業もだが、自然相手の仕事の気の長さ。2021/04/24
まあさん
6
明治神宮の森は100年の後に「永遠の杜」となることを目標として”人の手によって”つくられた森…。 本書は、その造営に携わった方がつづった記録です。 非常に興味深く読むことができました。2020/12/31
ヤエガシ
2
明治神宮の森は、無造作に木を植えて作ったわけではなく、かと言って観賞用という感じでもなく、50年後、100年後、150年後も、人の手を借りることなく自生し続ける森として作られたんだそうです。 なんという壮大さ。人の手で、永遠を作ろうなんて、ロマンありすぎ。 著者の上原敬二博士は、後に日本造園学の祖と言われるような方だそうなんですが、神宮創建当時は大学院を卒業してまもない若い技師で、本書に書かれている内容も現場担当らしい苦労話が多い感じです。 2019/09/28
shige
1
明治神宮の森を作るまでの出来事や、手間をかけた内容などを知れた。このような一つの真理に叶って森を作るには知識と経験とが必ず必要であるが、それに加えて多くの人との関わり合いがあって成されたことなんだとも思った。2021/09/18
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