内容説明
本書は、東京農業大学短期大学部環境緑地学科の緑地計画学研究室に所属する過去と現在の学生たちが、地域に密着する街区公園を対象に「みんなのための公園づくり」という命題に挑んだものである。そこで、学生たちは利用者の視点から世田谷区の公園を調査し、各章に示したような“人にやさしい公園づくり―バリアフリーの視点から―”“人が求める公園づくり―マンウォッチングの視点から―”“安心・安全な公園づくり”“レクリエーションニーズに応えた公園づくり―住民の声から―”という4つのテーマに沿って、各年ごとに様々な視点の公園づくりに関する提案をレポートにまとめた。本書はその4年間にわたる研究室活動の成果をまとめたものである。
目次
第1章 人にやさしい公園づくり―バリアフリーの視点から(バリアフリーとは;身体障害者とは ほか)
第2章 人が求める公園づくり―マンウォッチングの視点から(調査方法;入口調査 ほか)
第3章 安心・安全な公園づくり(安心・安全に関する対策;公園調査 ほか)
第4章 レクリエーションニーズに応えた公園づくり―住民の声から(調査方法;分析方法 ほか)