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ワタシのおしごと用本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
6
詩経についてつまみ食い ほとんど参考にならんかった( ・_・)2015/05/01
Yuma Usui
4
伝習録の下巻について、著者の意訳、書き下し文、原文の3つの構成による解説本。意訳の度合いが強く意味を掴みかねる箇所もあるが、その時は書き下し文の方が分かりやすい時も。四書五経の概要を知らないと意図を把握し難い印象。とはいえ、大塩平八郎や河井継之助など歴史に名を残した著名人の愛読書として考えると感慨深いものがあった。2017/09/19
BIN
2
王陽明とその門弟との問答を収録したもの。人は誰でも聖人になれるから、その努力をすべしと解く。聖人というのが孔子と思うと、孔子が好きでない私としてはげんなりする。四書の一文の解釈を説いているだけのような気がする。儒学等の基礎知識がないので、あんまり理解できない。読むならもっと勉強してからだったorz2013/04/12
Sumiyuki
2
みんな聖人になれるらしい。みんなに潜在的な可能性があるとしたことには、共感できた。ただその可能性の行き着く先が孔子のような聖人であるという、多様性を否定した進歩的な考えが共感できない。@(王陽明が繰り返しのべていることは)性善説、つまり人間の本質は本来完全であるから根元的に悪の世界からすでに救われているという確信に根ざした、自力による自己実現・自己救済に外ならない。2011/07/06
新垣玄龍
1
知行合一説は、知と行を先後軽重と分割する朱子学の実践論に対するアンチテーゼである。 知行を行為の順序、価値の軽重と分別できるのは、実在する人間を持続する時間意識のもとに理解するからである。 しかし、我々が真に実在するのはこの一瞬の今という分割不可能な時間においてのみである。 過去は記憶や思い出として、未来は希望や予測として、我々の意識にあるにすぎない。略 知行とは我々の実践形態をあくまでも仮に知・行と表現したまでのことであって、実態は分けられる性質のものではないのである。 (現在)の哲学を開示する方便。2015/07/07