出版社内容情報
「信用創造」をやめてみたらどうでしょう?
……現代貨幣システムの問題点をわかりやすく解説。
〈お金には二つの種類しかありません。私たちを経済的に支配し、不幸にする「債務貨幣」と、私たちを自由にし、幸せにしてくれる「公共貨幣」です。本書はこの二つのお金の仕組みを平易に解き明かしてくれます〉山口薫氏推薦!
目次
はじめに お金は銀行が創っている?
第1章 お金の仕組みはどうなっているの?
第2章 お金の仕組みの何が問題なの?
第3章 お金の仕組みをどうすればいいの?
補章 お金にまつわるいくつかの話
おわりに 時代の変わり目で
著者等紹介
下田直能[シモダナオヨシ]
北海道大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。株式会社日本産直市場代表取締役。一般社団法人公共貨幣フォーラム理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫の煙
12
予備知識なく、一般的な経済本だと思い読み始める。公共貨幣という概念を提唱する、関係本であった。政府発行の公共貨幣により、財政赤字を解消できるとある。半信半疑であるが、日本の経済が本当に行き詰まった時は、やってみなはれの精神で、やってみたら良いと思う。2022/08/13
乱読家 護る会支持!
5
本書のゴールは、「債務貨幣」の課題を知り、「公共貨幣」 や「MMT」を理解することのようですが、、、 金融の話は、やはり難しく、途中からさっぱりわからなくなりました(汗)。 専門用語が多すぎて覚えきれなくなることと、お金の流れなどが頭の中でイメージ出来なることが、貨幣経済を学ぶ時のネックになるなあと思いました。 巻末に、専門用語の解説を再掲することと、図を入れて読者の負担を下げてもらえたら、あと少しのページ、読み進めてたかも、、、2022/11/15
ケルトリ
2
銀行の貸付や国債発行で行われている「信用創造」について調べたいと思って読んでみた。前半は今まで読んだどの本よりも信用創造について詳しく書かれてあって非常にためになった。だが中盤からは『資本主義の否定』・『信用創造の否定』・『資本主義の次の経済である『公共貨幣』という概念について解説する』というなかなか挑戦的な本。素人がモノ申すのはあれだけど『国債を発行し続けると日銀でも引き受けられなくなる』・『国債の利子を税金で返している』あたりは間違っているような……2024/04/01
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