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内容説明
加藤周一や藤田省三に「勇気ある義人」と評された古在由重。「平和と民主主義」が問い直されるこんにち、同時代の知識人たちとの交流の姿とともに、古在の「反戦の哲学」を浮き彫りにする。吉野源三郎論も収録!
目次
父母のことなど(古在由重インタビュー)
1(植木枝盛のこと;ジョー・ルイスの怒り;思想とはなにか―安保闘争のなかから ほか)
2(長英と私;形式ではなく実態で判断せよ;敗戦直後の記憶から ほか)
3(壺中の詩;私の一冊―林達夫訳・ベルグソン『笑い』;「世界一のお母さん」 ほか)
補論 カント『永久平和論』について
著者等紹介
古在由重[コザイヨシシゲ]
1901年~90年。東京に生まれる。1925年、東京帝国大学哲学科を卒業。哲学者。1930年代に唯物論研究会などで活動し、治安維持法違反で二度拘留される。戦後は、民主主義科学者協会哲学部会の主要メンバー。専修大学・名古屋大学教授。また、ヴェトナム反戦運動・反核運動などに尽力した
太田哲男[オオタテツオ]
1949年、静岡県生まれ。桜美林大学名誉教授。日本思想史。博士(学術)。東京教育大学大学院博士課程(倫理学専攻)中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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