出版社内容情報
「お荷物生協」「落ちこぼれ生協」のレッテルを貼られた異端生協が、100万人を数える組合員、事業高1000億円に迫る大生協へと成長した「パルシステム」の秘密=それは「個配」を事業として成功させたことだった。「マイナス」の要素を「プラス」の価値とする「逆転の発想」の全貌。
内容説明
異質は価値!マイナスをプラスに転化した異端のDNAは、どのように形成されたのか。「個配」で大化したパルシステムの、次の「一手」は?「格差是正型生協」への提言。
目次
プロローグ どうした生協
1 落ちこぼれ生協
2 「ダメ生協」の逆襲
3 異端のDNA
4 新しい協同のかたち
エピローグ 波風よ、立て
著者等紹介
下山保[シモヤマタモツ]
1938.2.25、山形県村山市に生まれる。1954年山形工業高校機械科卒。1957年バイク修理工場研修。同時に早稲田大学第二文学部入学。58年から学生運動参加。自治会書記長、委員長。1959年共産党早稲田大学細胞に入党・1年後除名。1960年岸首相渡米阻止闘争で羽田空港にて逮捕、起訴。大学除籍。全日本学生自治会連合会(全学連)中央執行委員。1961年社会党都本部書記。1970年社会党除名。1971年たつみ生協(現東京マイコープ)設立・理事長。1977年首都圏生協事業連絡会議設立・代表。1990年首都圏コープ事業連合(現パルシステム生活協同組合連合会)設立・理事長。1996年同上退任・顧問。2000年同上退任。2001年会員制「コラボレート研究所」設立・代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。