内容説明
「負い目」でフィリピンの友人たちとつながりたくはない。対等な関係を創りたいと願った。そのために、まず対等ではない日本とフィリピンの関係を、具体的に考える素材を、日本での活動を通して提供したいと思った。それが通信『イサン・パーライ』(一粒の籾)だった。家族4人のとりくみから波紋がひろがった。
目次
捨てられたものを生かす人々
抑圧者は自由ではありえない
強制移住地区の人々
素顔のフィリピン
一粒の籾があらたな籾となって
ブカス・プソから寄せられたメッセージ
犠牲の民・ネグロス見聞
ミンダナオのバナナ・プランテーション
フィリピンの人権抑圧
資料 (「草の根貿易の会」5年めを迎えて;1990年度フィリピン会計報告;「草の根貿易の会」活動紹介)