シラーの「非」劇―アナロギアのアポリアと認識論的切断

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  • サイズ A5判/ページ数 481p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886795137
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C1010

内容説明

本書はシラーのテクストを触媒に激発する21世紀思想の化学反応の場である。神の模写から、崇高な主体への、構造変動を、解析しつくした力業。

目次

序章 認識論的切断
第1章 世界の模写と不完全な悪
第2章 反復と眼差し
第3章 ゴシック的混合と市民悲劇
第4章 「全体的なタブロ」の破綻と開かれる「世界大劇場」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MaRuTaTSu

0
論文が終わって改めてじっくり読んでみたけど、先行研究とは異なる方法論を用いて、前期のシラーに新たな光を当てた事、前期の四戯曲に新たな解釈を加えた事、その際の緻密な分析には改めて感服。ただ、やはり「そうか?」と思えるところもあったし、前期と後期の思想の差異について、もう少し掘り下げて頁を費やしてでも言及してもよかったのではと思える箇所もあった。何より、今後の研究意欲をさらにそそられました。このくらいの博論書ける様に精進精進。2013/02/17

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