内容説明
教科書を読まなければ本当のところはわからないこともあるけれども、「オバQ」のマンガを読むように本書を通読するだけで、少なくとも現代の分子生物学の迷路をショートカットで通り抜けることができる。難解で無味乾燥な分子生物学の教科書に拒否反応を示した人も、本書を読むことによって、現代で最もエキサイティングな学問を親しみやすいものと感じるに違いない。
目次
第1話 “仕事”をになった分子たち
第2話 ダイナミックな分子の社会
第3話 “仕事分子―タンパク”の生い立ち
第4話 分子の暴走と病気のなりたち