内容説明
その時、南京城内外はどうだったのか。新証人たちの語る体験談と戦場からの軍事郵便が物語る「南京の真相」は本書の最新の結論と見事に符合する。画期的な研究成果を世に問う日本「南京」学会の最新論集。
目次
南京大虐殺は戦争プロパガンダだった―日本軍「南京占領」の完全解明
西住小次郎大尉軍事郵便
山田博治伍長の戦場からの手紙
今村耕三氏の回想
田中少佐・野田少佐・向井大尉との獄中最後の日々―小笠原芳正氏の回想
南京―終戦前後
終戦後の南京
南京在留者の証言
写真に見る広東共産党事件
最終段階に来た南京事件研究―書評:冨澤繁信『南京事件の核心』
著者等紹介
東中野修道[ヒガシナカノシュウドウ]
昭和22年(1947)鹿児島生れ。鹿児島大学法文学部、大阪大学大学院博士課程修了後、西ワシントン大学客員教授(日本思想史)、ハンブルク大学客員研究員を経て、亜細亜大学法学部教授、政治思想史、日本思想史専攻。文学博士。日本「南京」学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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