出版社内容情報
租税制度に係わる問題に対し、経済学・財政学の観点による様々な分析手法を紹介・解説する。
内容説明
適切な租税負担、効率的な課税方法とはどのようなものなのか。経済学・財政学の手法で考える。
目次
第1部 所得税(控除制度の意義と改革;所得再分配効果と所得税制;給付つき税額控除の設計;金融所得課税一体化の意義と課題;所得補捉率格差の実証分析)
第2部 法人税(法人企業所得に関する平均実効税率の計測;法人企業所得課税と企業設備投資;企業再編と連結納税制度;海外直接投資と法人税制)
第3部 消費税(消費税の逆進性と複数税率化;益税・損税の推計とその要因;消費税の価格転嫁に関する実証分析;国際間のサービス取引と消費課税)
第4部 相続税・贈与税(相続税の課税方式と資産再分配効果;贈与税制の変遷と住宅投資・住宅建設促進効果)
著者等紹介
森徹[モリトオル]
名古屋市立大学大学院経済学研究科教授。1953年生まれ。福島大学経済学部助教授、帝塚山大学経済学部助教授、教授を経て、1997年より現職。博士(経済学)。専門分野は、財政学、地方財政論
森田雄一[モリタユウイチ]
名古屋市立大学大学院経済学研究科准教授。1968年生まれ。大阪大学経済学部助手、名古屋市立大学経済学部講師、助教授を経て、2002年より現職。修士(経済学)。専門分野は、財政学、マクロ経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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