内容説明
宗教と民族そして政治が錯綜するモザイク大陸を不断に観察し、リアルタイムに論評し続けた日本人による唯一の記録集。
目次
波乱局面に突入のインド
ソ連撤退後のアフガン情勢
ブット民主政権の崩壊
激動政局に揺れる印・パ両国
湾岸戦争と南アジア
短命シェカール政権とインド政治の動向
ラジブ暗殺とインドの動向
ソ連共産党帝国崩壊とインド
発足半年のインド新経済政策
雪解け進む最近の中印新情勢〔ほか〕
著者等紹介
岡本幸治[オカモトコウジ]
近畿福祉大学教授、大阪国際大学名誉教授、京都大学法学博士。昭和11年、京都市生まれ。同35年、京都大学法学部卒業。三井物産勤務を経て、京都産業大学法学部専任講師、大阪府立大学総合科学部助教授、インド国立ジャワハルラル・ネルー大学客員教授、愛媛大学法文学部教授、大阪国際大学政経学部教授を歴任後、平成12年より現職。近現代の日本とアジア、特にインドを中心とする国際政治の現状に広く関心を持ち、文化論・文明論・教育論にも独自の実践的観点から言論活動を展開している。21世紀日本アジア協会(JAS21)理事・事務局長、日印友好協会(JAIFA)会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。