内容説明
皇国の無窮を信じ、身命を賭した維新の志士たち。その生涯を貫いた草〓の「死生観」とは何か。愛しい父母、恋しい妻子がありながら、大義に殉じた先覚の「覚悟」を、幕末状況にある現代に問う。
目次
第1章 情熱の人吉田松陰の死生観
第2章 天才橋本景岳の死生観
第3章 今楠公真木和泉守の死生観
第4章 至誠の人西郷隆盛の死生観
第5章 麒麟児高杉晋作の死生観
第6章 恋闕の人平野国臣の死生観
第7章 天下の師表藤田東湖の死生観
著者等紹介
花谷幸比古[ハナタニユキヒコ]
昭和25年大阪市生まれ。皇学館大学文学部国史学科卒業。明治維新まで花谷家が代々白川伯王家の門人の流れを汲む神職家であることから、白川神道の作法・行法を研究。また中国で、中国医学・中国哲学・風水学を学ぶ。現在は鶴見神社宮司・梅之家神社宮司・鶴見鍼灸整骨院院長・森ノ宮医療学園専門学校講師
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