内容説明
地盤工学会中部支部には、研究委員会の一つとして「濃尾地盤研究委員会」が設置されている。伊勢湾岸自動車道(第二東名・名神高速道路)や名古屋高速道路の建設に伴う地盤調査資料などの情報が収集、整理、分析され、理学と工学の両面からみた濃尾地盤(主に沖積層と洪積層)が明らかになりつつある。そこで、「濃尾地盤研究委員会」の委員の中から執筆者を募り、本書を執筆することとなった。
目次
第1章 土の生成と地層の形成
第2章 濃尾平野の地形・地質と地盤形成史
第3章 濃尾平野の軟弱地盤
第4章 地下水と地盤沈下
第5章 地盤と自然災害
第6章 地盤情報システムとその利用